町医者の生態をゆるくつづったブログ

B型インフルエンザ猛威をふるい拡がる

 先週後半で A型インフルエンザの流行が ほぼ終息したのもつかの間
B型インフルエンザが どんどん増えてきています。
 校医をしている小学校でも 5年生で学級閉鎖のクラスが出て 低学年にも広がりを見せています。 
 今年のB型インフルエンザの特徴は 
1 大人の場合に高熱(38度半ば以上)が 出ない人が多い
2 症状がダラダラと 長く持続する
3 ワクチンの予防効果がほとんどない
4 早めの検査を行った場合 陽性率が低い(検査に出にくい)
5 腹部症状(腹痛・下痢)が比較的多い
などがあげられます。
比較的症状が軽くて、長くて、検査に出にくいので、感染者が他人にうつしてしまうことが多いようです。
 皆さん充分に 注意しましょう。