町医者の生態をゆるくつづったブログ

イタイのこわい 予防接種

 インフルエンザの予防接種も だんだんと希望者が増える季節となりました。
こどもにとっても おとなにとっても 痛いのは みんなキライで、
予防接種が大好きな人は あまりみかけません。
むしろ 注射大好き!といわれると ちょっとアブナイ方ではないかと
ひいてしまうぐらいです。
 ですから 5-6歳の 幼稚園・保育園児までのこどもなら、場合によっては
ママのおひざの上で 結構 おさえつけて拘束して 接種することも可能です。
でも、小学生ともなれば いくら低学年でも とても力が強いですし、
暴れる学童を 強制的に押さえつけるのは 後々 心に 遺恨を残すので、原則おこないません。
 今日も7歳の小学生Y君が、 「注射頑張る!」 と言って 診察室に入ってきたものの、 すぐにおじけづいて 「やっぱり無理!」 と拒否し、一旦退場。
また、入場するものの また退場 これを3回繰り返してしまったため、
粘り強く待ち続けたつもりの私のほうから 「今日はもうダメ!また出直しといで!」と、 退場処分をうけてしまいました。
 こわいのは よくわかるんですけどねー。 ほかに待ってる人もたくさんいますんで…。 また今度 ママも よく説得してきてね。