ヒトを育てる
今日は ある製薬メーカーの情報担当者(MRといいます)の
クスリのプレゼンテーション・説明会がありました。
新人の女性MRさんで、 やる気はヒシヒシと伝わりますが、
肝心の説明が 心に響きません。
以前の私なら、 内心 「時間の無駄やな!」 と不遜な烙印を押して
聞いているフリをするだけだったかもしれません。
しかし、50歳を目前にして遅ればせながら、
ヒトを育てることの 大切さを実感するようになりました。
プレゼンの内容はこちらがとやかく言うものでありませんが、
話し方、言葉の選び方など、医療業界のいわゆる常識を
教えてあげなければ と思い、
老婆心ながら ボイスレコーダーで
録音して 自身の話し方を聞いてもらいました。
余計なおせっかいだと思いましたが、どうしてもそのMRさんは
直してもらわないと 通用しないと感じたのです。
人生の折り返し地点も大きく過ぎると ヒト(自分)も
また変わるものですね。